【カフェインで作業効率アップ】正しいコーヒーの選び方

コンディショニング

コロナ禍ということで、リモートワークが定着して来た方もいらっしゃると思います。

通勤時間の短縮、満員電車のストレスからの解消といったメリットがある反面、在宅勤務は仕事とプライベートの切り替えが難しいものです。

そしてついリラックスしてしまう自宅では、睡魔との激しい戦いも待ち構えています。

そこで眠気覚ましにコーヒーを愛飲している方も多いのではないでしょうか?

「濃くて苦いコーヒーを飲んでひと踏ん張りするか!」という具合に。

でも実はこれ、ちょっと誤解があるんです。

今回は「コーヒーで効率よくカフェインを摂取する方法」について話していこうと思います。

【作業に最適なコーヒーとは?】

結論から言いますと、カフェインを効率よく摂るためには

浅煎り(あさいり)豆を使用して、時間をかけて抽出したコーヒーがオススメ!ということになります。

その理由を詳しく解説していきますね。

【カフェインの効能】

まず始めにカフェインの効能についておさらいしましょう。

さまざまな効能があると思いますが、主に作業中に飲むコーヒーに求めるものは

  • 眠気覚まし
  • 集中力アップ
  • 疲労回復

などが挙げられると思います。

【カフェインの弱点】

作業に取り組む際にメリットの多いカフェインですが、実は熱に弱いという性質があります。

カフェインの融点は約235℃。

だからコーヒーをお湯で抽出する分には問題ありません。

しかしコーヒーの旨味を引き出すために行う焙煎は、高温で熱処理を行うため、カフェインを破壊してしまうことになるのです。

すると相対的に、焙煎時間の短い“浅煎りの豆”にはカフェインの含有量が多くなり、焙煎時間の長い“深煎りの豆“のカフェイン含有量は少なくなってしまいます。

以上のことが“浅煎りの豆”で淹れたコーヒーをオススメする理由です。

【コーヒーを淹れる時はのんびりと】

上述のとおり、カフェインはお湯で抽出する分には壊れません。

ということは、時間をかけてゆっくりとコーヒーを淹れた方が、より多くのカフェインを取り出すことが可能になるということです。

「苦くて濃いエスプレッソを飲むと目が覚める!」というイメージを持つ方も多いかと思います。

しかしエスプレッソの抽出時間は約30秒と短時間。

しかも使用する豆は一般的には深煎りのものになります。

エスプレッソには意外とカフェインが含まれていないんですね。

そこでオススメはハンドドリップ。

ゆっくりとお湯を注いでいくので抽出時間は約3分ほどになります。

さらに浅煎りの豆を使用すれば、より多くのカフェインを摂取することができますよ。

【まとめ】

いかがだったでしょうか?

学生時代の受験勉強のお供に苦くて濃いコーヒーを愛飲していた方からすると、ちょっと意外な内容だったかもしれませんね。

私はコロナ禍で在宅時間が長くなったことで、生活の質を上げる一環として、ハンドドリップでコーヒーを淹れるようになりました。

豆の香りを楽しみながら、ゆっくりと時間をかけてコーヒーを淹れている時間は、とても優雅な気分を味わわせてくれます。

缶コーヒーは便利ですが、浅煎りの豆だけを使用したものはあまり見かけない気がします。

この機会に効率的にカフェインを摂取しつつ、ゆっくりとコーヒーを淹れる習慣も取り入れてみてはいかがでしょうか?

作業も在宅生活も充実したものになると思いますよ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました