一日のスタートを気持ち良く切れると、その日は充実した時間を過ごすことができますよね?
人のパフォーマンスは午前中がもっとも良好で、そのあとは時間の経過と共に徐々に下がってしまいます。
つまり優先順位の高いものほど早い時間帯に取り組むことが望ましいということです。
そうなると毎朝の時間の使い方がとても大切になってきます。
朝の習慣を変えて行くだけで、あなたの今後の人生が大きく変わっていくといっても過言ではありません。
そこで今回オススメするのが「早朝散歩」。
日光を浴びながらただ歩くだけなので、十分に温まっていない寝起きの身体でも、普段運動をしない方でも無理なく続けることができます。
私もこの習慣を取り入れている間は、便通も整い、体調も気分も爽快。
自然と読書やブログ更新などの朝活の時間も充実したものに変わってきます。
今回はそんなお話です。
【早朝散歩のやり方】
やり方は至極簡単。
「早朝散歩」の名前のとおり、早朝(朝)に10分から30分間、一定のペースを保って散歩するだけ。
リズミカルにさくさく歩くとより効果が上がりますよ!
【早朝散歩で得られる3つのメリット】
ここからは「早朝散歩」の3つの効果について詳しく解説していこうと思います。
「早朝散歩」の効果は以下のとおり。
- 幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを増やす
- ビタミンDを合成する
- 体内時計を整える
ではそれぞれの効果について見ていきましょう。
【1.幸せホルモン“セロトニン”を増やす】
早朝散歩をすることによってセロトニンと呼ばれるホルモンを分泌することができます。
セロトニンの別名は「幸せホルモン」。
些細なことで暴力的になったり、落ち込んだりする不安定な精神を安定させ、その名のとおりあなたの人生を幸せにしてくれるホルモンです。
人生が幸せであるかどうかを決めるのは、客観的な事実よりもあなたの主観によるところが大きいです。
物事を肯定的にとらえることができるほど、あなたの人生は輝いていきます。
セロトニンはそんな人生を送るための心強い味方。
このセロトニンを作り出す方法は2つあります。
1つが太陽の光を浴びること。
日光を浴びることで脳内のセロトニン神経を刺激、セロトニンが分泌されます。
そしてもう1つ、セロトニンの合成に有効なのがリズム運動。
歩く、ジョギングする、泳ぐなど、一定のリズムで行う有酸素運動が効果的です。
早朝散歩は「日光を浴びながら一定のペースで歩く」という、まさにセロトニンを作り出すための最適な習慣なのです。
セロトニンについて詳しく知りたい方はこちらもどうぞ→「セロトニンについて」
【2.ビタミンDの合成】
ビタミンDはカルシウムの吸収を促す働きをしています。
骨粗しょう症予防など、健やかな骨を保つためには必須のビタミンです。
転倒・骨折からの認知症の発症といった問題は、高齢化社会を生きるわたしたちにとって他人事ではありません。
ビタミンDは食べ物から摂取することもできますが、実は太陽の紫外線を浴びることで、体内で作ることも可能なのです。
ただし注意点が1つ。
地表まで降り注ぐ紫外線には波長の長さにより“UV-A”と“UV-B”の2種類があります。
このうちビタミンDの合成に効果があるのは“UV-B“のみ。
そしてこの“UV-B”は”UV-A”と比べてものを透過する力が弱いので、一般的な住宅や車に使われているガラスによってそのほとんどが遮られてしまいます。
つまり屋内で日光を浴びてもビタミンDを作ることは不可能ということです。
その点、早朝散歩は屋外を歩くので、たっぷりとビタミンDを作り出すことができます。
【3.体内時計を整える】
3つ目のメリットは「体内時計」を整えること。
朝、目が太陽の光をとらえることによって、体内時計をリセットすることができます。
この体内時計が正常に刻まれることによって、朝すっきり目覚め、日中は活動的になり、夜は良く眠れるようになります。
メリハリのある生活を毎日送れるようになるので、あなたの人生の質が間違いなく向上しますよ!
「体内時計」をより整えたい方はこちらの記事もどうぞ → 「時間栄養学」
【まとめ】
「早起きは三文の徳」といいますが、早朝散歩をして得られる恩恵は、そんなわずかなものではないことがわかっていただけたかと思います。
私は重度の逆流性食道炎を患っていましたが、この習慣をはじめ規則正しい生活を送ることで、症状を劇的に改善することに成功しました。
当時は毎食後、動けなくなるほどの酷い胸やけに悩まされていたので、食事をすることが憂鬱でした。
当たり前のことができないと、生活の質は大きく下がってしまいます。
もちろん今でも不規則な生活を送り続けると、不快な症状をぶり返すことがあります。
規則正しい生活の大切さが身に沁みますね。
しあわせな人生を送るための第1歩となる早朝散歩。
簡単にはじめられることなので、あなたの習慣の1つに是非取り入れてみて下さい!
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