【初心者向けSEO対策2】ビッグキーワードとスモールキーワードを比較。ブログを作るならどちらがオススメ?

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こんにちは。

前回の【初心者向けSEO対策1】キーワード選定について考えてみるでは、SEOにおけるキーワード選定の重要性とそれを意識するタイミングについて解説してみました。

今回はキーワード選定についてもう少し掘り下げ、ビッグキーワードとスモールキーワードの定義やその使い方について話していきたいと思います。

【結論】

まず結論からいうと

スモールキーワードをもとにブログや記事を作成していこう!ということです。

その理由を解説していく前に、ざっとビッグキーワードとスモールキーワードの説明からしていきますね。

ビッグキーワードとスモールキーワードを知っている人は読み飛ばしても大丈夫だよ!

【ビッグキーワードとスモールキーワードとは?】

an_photosによるPixabayからの画像

一般的にビッグキーワードとスモールキーワードは、以下の2つの特徴でわけることができます。

  1. 月間検索回数
  2. 検索にかけるキーワードの数

ビッグキーワードは「月間検索回数が多く、キーワードも1~2つ程度の短いもの」です。

スモールキーワードは反対に「月間検索回数が少なく、キーワードも2つ以上の長いもの」になります。

ただキーワードの内容にもよるので、あくまで目安だと思ってください。

理解しやすいように具体例をあげて説明していきますね。

ここでは【薄毛】というキーワードを検索にかけてみましょう。

「ruri-co(るりこ)」というキーワード検索ツールによると、【薄毛】の月間検索回数は12100回。

まずまずの検索ボリューム(回数)のようです。

次はキーワードの数を増やして【薄毛 改善】の2単語で検索をかけてみます。

すると今度の月間検索回数は1600回とのこと。

だいぶ減りましたね。

さらにもう1単語ふやして【薄毛 改善 サプリ】の3単語で検索をかけてみます。

結果はさらに少ない50回。

かなり少なくなりました。

ユーザーが望む情報が明確であるほど、検索にかけるキーワードの数が増え、細分化されるので、結果その検索回数も減っていきます。

そしてこれらの結果から判断すると

  • 【薄毛】がビッグキーワード
  • 【薄毛 改善】がちょうど中間のミドルキーワード
  • 【薄毛 改善 サプリ】がスモールキーワード

ということになります。

ただキーワードによって検索回数の差が大きいので、10000回以上がビッグキーワード、100回未満がスモールキーワードなどの基準はありません。

絶対的なものではなく相対的なものだと思ってください。

だから「このジャンルで10000回以上ならビッグキーワードだ!」

「スモールキーワードといってもさすがに50回じゃ需要がなさすぎかな?」と

あなたなりの目安を見つけていくことをオススメします。

ビッグキーワードとスモールキーワードの基準はあいまいなんだね。

経験を積んで自分なりの基準をつくろう!

では次は、この記事の主題である「SEO対策としてスモールキーワードをオススメする理由」について説明していきますね。

【スモールキーワードをオススメする3つの理由】

ビッグキーワードではなく、スモールキーワードをもとにブログや記事を作成していくべき理由は以下の3つです。

  1. 競合が少ないからSEOの効果が高い
  2. 検索意図が読み取りやすい
  3. 収益率が高い

それぞれ詳しくみていきましょう。

競合が少ないからSEOの効果が高い

1つめの理由は、スモールキーワードを用いてブログを作成したほうが競合が少なくなるからです。

ビッグとスモール、この2つのキーワードには検索回数の違いがあると説明しました。

すると以下のことが成り立ちます。

  1. ビッグキーワードは検索回数が多い → 需要が大きい → 市場が大きい
  2. スモールキーワードは検索回数が少ない → 需要が小さい → 市場が小さい

検索回数によって市場の大きさも決まるんですね。

そして当然、大きな収益をみこめる大きな市場には、多くの企業が参入してきます。

仮に【薄毛】で検索をかけてみると、検索結果の見積り数は21,900,000。

【薄毛 改善 サプリ】の場合、1,410,000。

スモールキーワードを選ぶことで、競合の数が約1/15に激減します。

この結果は、多くの人材をかかえる企業は、小さな市場では割に合った収益をみこめないからです。

そしてさらに、優秀な人材を多数かかえる企業のWEBサイトの質は、相当に高いものになってきます。

レベルが高く、競争相手の多い大きな市場では、適切なSEO対策をとったとしても、あなたのサイトを上位表示させることは非常に困難です。

ですがスモールキーワードをもとにサイトを作ることによって、上位表示できる可能性をぐんと跳ね上げることができ、多くの検索流入を期待することができます。

個人が戦って勝つには、小さな市場をねらうべし!

検索意図が読み取りやすい

TumisuによるPixabayからの画像

2つめの理由は、スモールキーワードは検索意図が読み取りやすいということです。

単に【薄毛】というキーワードだけでは、薄毛に関するどんなことを知りたいのか判断できません。

しかし【薄毛 改善 サプリ】なら「薄毛に効くサプリを探してるんだな~」と簡単に想像することができますよね?

ユーザーが求めているものがわかれば、その情報を記事にすることで、簡単に役立つブログをつくることができます。

そしてさらに、スモールキーワードを使ってブログの方向性を明確にするほど、扱うべきテーマの範囲も小さくなり、記事の作成がとてもラクになります。

スモールキーワードを選ぶことで、ユーザーとあなたの双方がWinWinになるんだね!

収益率が高い

PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像

そして最後の3つめの理由。

それはスモールキーワードで作るブログは収益率が高いということです。

一般的に検索にかけるキーワードの数が増えていくほどユーザーの目的は明確になっていきます。

明確な目的を持っているということは、それだけユーザーが切迫している状態にあるということです。

トイレの水回りにトラブルが発生した際、あわてて水道屋さんについてインターネットで調べますよね?

それとまったく一緒です。

明確な目的を持つユーザーに役立つブログを提供することは、高い収益につながるのです。

【まとめ】

以上、ブログ作成にスモールキーワードをオススメする理由を解説してきました。

個人かつ初心者が、競合がひしめく戦場で戦うのはただの自殺行為です。

しかしニッチな市場を選んで戦うなど、きちんと戦略を立てることができれば勝ち目も見えてきます。

この記事があなたの勝利に少しでも貢献してくれたら幸いです。

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